今年もそろそろ実質の梅雨が始まったよう。蒸し暑くてたまらない。
その証に、窓からのぞむ空には灰色のはれぼったい雲が垂れ込めていて、あちらこちらには力の無い光がたたずんでいる。
今、司法書士会にいます。当番相談の担当として、このとき、司法書士会で皆さんのご相談に待機しているところです。今日は面談と電話、それぞれの相談を複数件お受けした後、その狭間で、これを書いている次第です。
エアコンの効いた応接室で、モバイルからネットに分け入っていろんな情報を見たり、こうして文章を書いていると、単純には、便利で良くなったものだと思う。
そういった形で一息つく午後には、自分は、ずいぶんと幸せに、恵まれて生きているなあというところに、最後は行き着くものが行き着くのである。
相談を受ける。自分の法律知識や社会的知識、技術、そして実際的なノウハウといったようなものの総体を提供し、それをもって社会に生きさせていただく。
事務所には、有難いことに素直で真面目なスタッフが待機して黙々と仕事をしてくれる。帰る家もある。そこにはよくできた妻とおいしいご飯と、そして万能の子と、それとの悪くない格闘の時間も用意されている。育ちの家には、まだまだ元気な両親もいる。
しばしば訪れるこういったところに想いが行き着く午後に、さあこれから頑張らないといけないと、気持ちが新たになるのである。
窓から見える外の景色がほど暗くとも、内側からそれに抗することは十分可能である。
六月の雨が生活の疲れや汚れを綺麗に洗い流した夏には、そして彼方には、より爽やかな想いが待っていそうなそんな予感がする。
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