最近買ったもののうち,一番高価なものは何か。それは標記のとおりカメラ。また買ってしまいました,カメラ。
昔から趣味のひとつである写真。趣味といっても自慢できるほどの技術も知識もなく,一番やっかいな素人のくせにうるさい奴,と定義できるような存在。しかし,最近はコンパクトのデジタルカメラをもっていたくらいでずいぶん触ってなかったなあ。
一番最初にカメラに触ったのは父親が持っていたミノルタのマニュアルフォーカスの一眼レフ。確か新婚旅行用に給料前借りをして買ったとかで,名前は忘れたが結構いいものだったらしい。自分で買ったのは高校生の時,京セラから出ていたサムライというビデオカメラ風のカメラ。大学時代には,キャノンのeos-5というオートフォーカス一眼レフ,キャノンハイエンドのeos-1という一眼レフ,高級コンパクトカメラの流行にのって,コンタックスのT2と,ニコンのti-35だったかな?それ,それから社会人になって,ニコンのF3や,FM-3Aというマニュアルフォーカスの一眼レフetc,,,そしていくつかの交換レンズ,,,いったいカメラにいくらお金を使ったのか。
お金がもったいない,,でも好きだから仕方がない。本能的なものですね,これは仕方ない(好都合な解釈)。そんなに何が好きか,カメラそのものとそれが作り出す写真,両方ですね。
カメラそのものについては,よく言われることですが,機械工学の最先端がぎっしり詰まったボディの中に,ぬめっとした液体のようなレンズ。このアンバランスがいいです。また,,世の中にある瞬間の光を切り取って,ほんの一枚の写真を紡ぎ出すがために,先端の精密機械が一瞬の中に整除された動きをする,,この目的,手段,効果の関係でしょうか。
写真については,基本的にはきっと誰しも好きですよね。なぜ興味があるかはそれぞれかもしれませんが,写真に映し出された記憶,それが人生そのものだからでしょう。
およそ人生とは,人間存在の認識にすぎない。そして認識とは,記憶の総体に過ぎないから,その記憶を呼び覚ましてくれる写真は,まさに人生そのものであると言える。
そこに映し出された映像が,良き思い出にしろ,辛く恥ずかしいものであるにしろ,誇るべきものであれ,また切ない青春の風景であれ,,,忘れかけ,喪いかけた人生の質量を再び呼び覚ましてくれる大切な道具,それが写真である,,,
初めて買ったデジタル一眼レフ,ニコンのD80。どれだけ人生を豊かにしてくれるかな。
追伸
カメラという呼び名はどうも物に似つかわしくない。何か軽いし亀のよう。せめて洋風に「キャメラ」といきたい(実践できませんが)。
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