そうそう,お盆休みで実家に帰った際,両親が言っていた。富田林のPLの花火に夫婦で行って来た,と。子育てを終えた両親は,最近ポツポツと小旅行などを楽しんでいるらしい。
今回はPLの花火で,なにやら橿原神宮前からバスにのっていったらしい。このバス,渋滞をさけるためだろうが,現場についたのが昼下がりで,花火が終了したのち家にかえってきたのは真夜中の1時だったらしい。往路は渋滞をさけあまりにも早くつき,復路はこれまた渋滞をさけるためゆっくりと出発したのだろう。還暦を迎えた両親にはちょっと厳しい旅程だったようである。
さて肝心の花火。私も小学校くらいのときに,母親に連れて行って貰ったことがあるこのPLの花火。当時よりかわらず日本一の質量を誇る。あの時のことは,もうはっきりとは覚えていないが,もし未だあの調子で打ち上げが行われているとすれば,かなり盛大で,派手な花火。まさにエンターテイメントで,いわば遊園地や,各種のイベントなんかと同列のもの。
私個人的には,もっと数が少ない花火がよい。そして人もできるだけ少ないほうがよい。浴衣を着た少々の人波程度がよい。とある田舎で,地域の人々を除いては人知れず催されるような花火。夏の折り返しを感じさせ,散発的で,寂しさや無常観を演出するような花火。
もうそんな花火はどこにもないのかな。いや,花火はあったとして,取巻く人間のほうに,それを感じる用意がないのかな。誰かよい花火,教えてください。
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