土曜日,私が参加している青年会議所の6月二回目の事業があった。西和7町の小学生が参加するドッヂボール大会である。この大会は,法隆寺青年会議所の青少年開発委員会という委員会が主催し,行政より補助金を得て例年恒例の事業として行っている。
七つの町の小学生有志が28チーム参加。400人を越える参加者が,梅雨の中休みの休日に,斑鳩町中央体育館に一同に会した。数百人を越える小学生がどっと押し寄せる光景は久しぶりに目にするもので,またそれを統率する経験たるや初めてのことで,本当に新鮮な経験だった。
今日言いたいのは二つ。
1 子供というのは本当にかわいらしいものだ
2 今どきの子供(私も今どきの人間だが)もなかなかのものだ
それぞれ以下のとおり。
1 子供というのは本当にかわいらしいものだ
集合時間を前にして両親や友達と和気藹々,いやぎゃーぎゃー,ニコニコ,走り回って騒ぐ姿は眩しい,無邪気だ。ボールと戯れ,友達と今日の大会についてあれこれ話している内容は実に純で,言い表しがたく愛おしい。あの笑顔は大人には真似のできないものだ。子供は社会の宝かな,と思う。
2 今どきの子供もなかなかのものだ
ドッヂボールの対戦も進行し,午後の準決勝にもなると,皆真剣。どうやら最近一部地域では,ドッヂボールを真剣に練習している子供が多いらしい。
試合前には円陣を組んでの作戦会議。コートの中では,フォーメーションによる陣。声を出せ,声を出せと鬼気迫る表情,大人顔負けの気迫である。
準決勝で優勝チームに破れたチーム,三位決定戦で敗れて四位になったチームは,大粒の涙を流して泣く。なにやらかわいそうでなんとかしてあげたくなるが,それにしても小さな子供の涙は美しい。何より,涙を流せるということは,それだけ真剣に取り組んでいるということ,この大会にかける想いが強いということの証左である。これには心を打たれた。
一つのことに真剣に取組み,事前準備をし,試合で破れて涙を流せる,,,こんな純粋な小学生がまだいたのか,と感慨深い。近頃の子供はゲームばかりして感情が乏しく云々は,もしかしたら最近の大人のステレオタイプな偏見に過ぎないのかもしれない。もっとも,このような大会に参加する子供たちのみをもって,全てをはかることはできないが。
ところで,優勝したのはこれらのチームとはまた異なって「とても明るく楽しいチーム」それほど圧倒的な実力があるとも思えなかったが,明るく楽しく団結していて,とても強運なチーム。あれよあれよという間に勝ち進んで結局優勝してしまった。
世の中とはこういうものか,いや楽しくやることは一番大事なのかな,などと大人としての分析をしてしまい,すこし反省をするのである。
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