この4日に,高金利引き下げを求める全国集会に参加するために,東京霞ヶ関に行ってきました!文字通り,高金利,つまりクレジットやサラ金業者の高金利の引き下げに向けて活動する団体の全国集会です。
サラ金の高金利については,まあまあ大手の新聞社やテレビ放送が節操も無くコマーシャルを流し続けるおかげ??で,広告にでてくる金利がそのまま適法金利なんだっていう印象操作が見事になされています。
これ,実は違法金利なんですよ,皆さん!!違法なんです,違法。つまり払わなくてもいい金利だっていうことです。マスコミは,この問題の違法性を十分認識しているはずなのに,相変わらず知らないふりをして広告を垂れ流していますんで,このような奇妙な状況になっているのが今です。
良い機会なんでごく簡単に説明しましょうか,少しだけ。皆さんはよく知らないかもしれないですけど,今日本には,金利に関する法律が二つほどあります。
・利息制限法
この法律に決められた金利を超える金利をとると,基本的に超えた部分が無効になります。つまり,払わなくてもよい金利だから,その部分を取戻すことができる。たとえば50万円までの債務については年利18パーセント。
この法律は民事法であって,金利が無効か有効かを決めている。
・出資法
この法律に決められた金利を超える金利をとることは許されない。つまり,これを超える金利をとると刑事罰を課される。金利は基本的に29.2パーセント。
この法律は刑事法であって,刑事責任をとわれるか否かを規定している。
さてここで考えてみてください。サラ金は広告で何パーセントの金利をうたってます??29パーセント付近ぎりぎりの金利をうたっていませんか?手元の領収書をみてください!!29パーセントくらいとられていませんか??そうなんです,とっているんです。
じゃあ,債務が50万円までだとしたら,29パーセントって有効にとれるんでしたっけ?ちがいますよね。そう,18パーセントまでしか取れないわけですよ。なのに,29パーセントとってしまっているわけ。
ただしただし,ここからが少しややこしくて,「貸金業者のみ」は,いわゆる貸金業規制法という法律でもって,「場合によっては」その29.2パーセントの金利を,利息制限法にかかわらず,民事上有効にうけとれる場合があるわけなんですよこれが。完全なる貸金業者の特別扱いですね。
がががが,,まだいきますよ!!その貸金業者が利息制限法を超える利息をとれる場合っていうのが法律でかなり厳格に限定されていてね,ほとんど守ることが不可能なんですよ。最近出ている最高裁判決なんかによると,その利息を取れる場合っていうのがほとんどなくなっていて,結局貸金業者は実際問題,利息制限法に規定された利息しかとれない状態になっている。
な・の・に,貸金業者はまるで利息制限法を超える利息をとれるがごとく装って,広告もして,無効のはずの金利を取り続けているわけです。そして膨大な利益をあげている。違法の営業をしてですよ,これが。
ただし貸金業者も刑事責任をとわれては困るので,利息制限法を超えてはいるが,出資法は越えていない金利,いわゆる「グレーゾーン」金利をとりつつ,せっせと闇の営業を拡大してるんですね。
どうですか?おかしいでしょ?そもそも,利息に関する法律が二つもあるなんておかしい。貸金業者のみが高い利息を取れることもおかしい。要件を満たさず無効な金利を有効がごとく装って営業していることが何よりおかしいし狂気の沙汰である。
もっと言えば,利息制限法だって高すぎるのだ。
まあまあその辺についての法律家団体の主張については,日本司法書士会連合会のWEBを見てみてください。ほんでちょっとだけ考えてもらえると嬉しいですよ。
長くなったんでまた今度いろいろ書いていきますが,とにかくこれを覚えておいてください。
・サラ金の金利は高すぎる。単に高いのではない,違法なのである。これは許されざることだ。
・この1年くらいで,サラ金の金利に関する法律改正の動きがある。注視せよ。
・例えば元金50万円のサラ金の金利が18パーセント以上に法改正されるなら,その方向に動く議員は間違いなく貸金業界の族議員である。
・マスコミが違法営業をするサラ金を叩かないのは膨大な広告収入を得ているからである。年間数千億円という大手サラ金の経常利益が違法からもたらされているとすれば,この問題は,「アネハ」や「ナガタ」どころの騒ぎではないはずだ。

さあ,会場につきました!!やるぞ!!

受付は全国から集まった弁護士,司法書士,その他関係者の皆さんでごった返す。

参加者は全国から575名。会場一杯。

東京駅の前をデモ行進中!!結構歩いていい運動になりました。
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