はるばる行ってきました,モーターショー。
先週末の土曜日から日曜日にかけて,千葉県の幕張メッセで催されている第39回東京モーターショーを見に行ってきました。前々から興味があったものの,なかなか現実に足を運べなかったんですが,今年は無理やりチケットをとって,強行的に行ってきましたよ。
出発の土曜日は,午後から奈良県司法書士会で無料法律相談の担当になっていましたので,その仕事をまず終えました。それから,JR奈良駅より京都まででて,京都から新幹線で東へ向かいました。
会場の幕張メッセは,施設ができた当時マスコミ等でたくさん取り上げられていたのでご存知の方が多いと思いますが,いわゆる展示場,催事場の規模の大きなもので,関西でいえばインテックスのようなところですね。
で,その幕張メッセは千葉県にあるんですが,土曜日は,東京日本橋の安いビジネスホテルに宿泊し,翌日の日曜日の朝から,会場入りしました。 なぜ千葉なのに東京に宿泊かと言えば,近隣のホテルがなかなか取れないんですね。モーターショーは,ほんの二週間ほどの開催期間で150万人もの動員を見込んでいるらしいので,そりゃ当然休みの日なんかには宿泊需要も多いはずですから。 じゃあなぜ安いビジネスホテルかといえば,それはもう当然にお金を節約するためです,はい。
そのようなことで,土曜日の夜9時には,日本橋馬喰町のホテルにチェックインしました。狭く汚いホテルには長居は無用,荷物を置くとすぐさまタクシーにのって,JR神田の高架下にある店に食事をしにいきました。ホテルのフロントに積んであったホットペッパーを頼りに。 |





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「なんと懐かしい!!」神田に着いた第一声はこれ。
私は,以前に少しだけ,日本橋にある会社で働いていたことがあり,その際にはよくJR神田駅を利用していたので,神田の町並みを見た際には,本当に心から懐かしく,何とも言えない気持ちになりました。決して昔の良き時代を懐かしむという意味ではなく,「あの頃は不安だらけだったなあ」とか,「10年で自分もかなり変わったなあ」とか,概ね昔と比較した場合の現在の自分を肯定することを基礎とした,よい意味での懐かしさで胸がいっぱいになりました。
さて,そんな懐かしい神田での食事を終え,古びたホテルで夜を明かすと,翌日は午前8時に起きて,またJRでもって現地まで赴きました。
東京モーターショーの内容については皆さんよくご存知のことと思いますので,いろいろと説明するのをよしますが,邦欧の大衆車から高級車,そしてコンセプトカーなどが,広大なスペースにずらりと展示されており,私個人的には,見慣れない風景に,相当程度感動しましたね。妻はそうでもないようですが,,, その他詳細情報については,モーターショーのWEBおよび主催者たる自動車工業会のWEBを参照してみてください。かなり大規模なイベントであることがわかりますよ。
最期に,私がこのイベントを見学して,徒然に二点ほど想ったことはこんなことです。
1 自動車会社の国籍や規模にかかわらず,平等な展示スペースが確保されている。やるじゃないか。
世界のいくつかの主要なモーターショーでは,その開催国,すなわち主催団体の所在する国の自動車を積極的に広報するため,展示スペースに不合理な差別化がなされているにもかかわらず,東京モーターショーにおいては標記のとおりである。 これがどのような原因によるのか不分明だが,結果として公平で気持ちよい。
2 人間はいつの時代も乗り物が好きなんだ,それはすなわち五感に訴える「現実感覚」を欲するということだ。間違いない。
自動車の展示というある意味シンプルな催事に,これだけ多くの人間が集い,鼻息を荒くして人ごみを掻き分け進む姿を垣間見ると,古きよきヨーロッパが良い馬車の開発を競ったように,また戦国武将が良い馬を仕込んだように,現代人もまた,本能的に快適な乗り物を求めるものなんだということ実感した。 そして,飛行機や鉄道がある意味自動車よりも優れた面を多く持つのにもかかわらず,自動車に比し,それほど多くの人の熱狂に訴えかけないのは,自動車が,自分で操作できる,すなわち自分が支配権をもって自由自在にオペレーションをなし得る存在であることが大きいのではないかと感じた。 さらには,最近さかんなインターネットによる情報取得や仮想現実では,この自動車のもつ「現実感覚」というものを代替できないのだろうなと思う。インターネットがいかに進化しようとも,人間は視覚による情報取得にもとづく脳における事実認識のみでは,やはり満足しないのだ。人間は,視覚のみならず,触覚嗅覚等々いろいろな感覚を感受でき,それらを総動員した総合的な認識からのみ,本来的な満足を得るのだと思う。車に乗ったつもりでは足りず,現実に操作をして風を切り,距離を進めたいのだ。 だから,PCから外国の風景写真をいくらダウンロードしようとも,決して旅行をやめることはないし,自動車会社のWEBからいくら新車の情報を得ようとも,全く同じ自動車を,東京モーターショーに行って生身でもって見て触ることを決して止めようとはしないのだろう???
って,はっきりいってどうでも良いことをまた書いている。しかも先般移転した事務所の片付けもまだ中ほどだというのに。人間とはこのように,到底理想的合理的ではなく,「現実的」な存在なのだ。
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