三重県めぐり。
この六日の日曜日は,通常の週末としては久しぶりに仕事を忘れて,三重県の名所をまわってきました。ごく私的なことですが,すこしご報告まで。
朝,いや,正確には昼前,私と奥さんは同時に目覚めた。おきてびっくりというやつで,すっかり熟睡,もう少し早く起きて出かける予定が,はや崩れ去った瞬間だった。 しかし気を取り直し,私は体操とか,トレーニングとか,インターネットで情報収集とかいろいろとする。その間に奥さんは洗濯等をする。
インターネットでの情報収集が奏功して,その日は,伊勢に行こうということになる。とある情報サイトの特集をそっくりそのまま辿るコースである。なんとも独創性がないが,昼前からいろいろと画策している時間はない。やむなしというやつか。
自宅を出たのが昼の12時40分。タワーパーキングから自家用車を引っ張り出し,カーナビゲーションを目的地に設定すると,目的地までの総走行距離たるや160km超。その数字に面食らってしまう。ついたら夜なんじゃないの?という風な具合にだ。
とにかく車を出して,西名阪自動車道香芝ICより車を高速道路に持ち上げる。高速道路は高速道路らしく,本来国が想定しているとおりの高速道路としての機能を発揮して,決して高性能ではない車をぐいぐいと押してくれる。法律が認めた最高速度いっぱい(ほんとかよ。)で飛ばすと,西名阪から各種道路を経由した車は,約二時間二十分で,私と妻とを目的地まで運んでくれた。
最初の訪問地。伊勢のおかげ横丁。ここには,江戸末期から明治初期の風情をテーマにした伊勢路の代表的な町並みが再現されていて,老舗の味を堪能できたり,名産を購入できたりする店舗が軒を並べている。とても沢山の人で賑わっていて,ざわざわと楽しい感じも十分。あの「赤福」が平成に入って企画した街並みであることを始めて知った。
その足で,伊勢神宮の内宮へお参り。実は伊勢神宮へ参るのは初めてで,感想から述べるととてもよかった。 伊勢神宮については,まず,江戸時代に,全国から「伊勢参り」で賑わったことがあることを知っていた。それに思いを馳せ,同じように参る自分にまず感動した。 そして,伊勢神宮は,日本国最古級の神社であり,古代より天皇家と深いつながりがあるということを知っていた。少なくとも,日本国随一の伝統をもつ天皇家との関わりをもちながら,日本国とともに延々とここに歴史を紡いできたというそのことに,まず頭が反応した。 また,正院を前にして,計り知れない樹齢をもつ木々を目にし,深い緑に包まれた空気を吸い込むと,今度は,脈々と受け継がれた日本民族としての心,血液が,何かに共鳴したように感じた。
内宮を後にし,日本の歴史についてもっと勉強しなければ,などと思いながら,駐車場へ戻る。駐車料金を払い終わるとすでに午後5時。 自宅でプリントアウトした,インターネットからの道しるべをたどって,伊勢志摩スカイラインを登る。展望台で車を降りるも,あまりの寒さにすぐに車内に戻り,今度は下りへ。車内から絶景を望む。
鳥羽駅でユーターンし,今度は松坂へ。鳥羽から車で約一時間で某所に到着したのが午後7時。その某所で松坂牛のすき焼きを食べる。一時間も走った甲斐あって,最近食べたお肉の中で一番おいしかった。 すこし贅沢だが,「最近仕事もがんばったしー,またこれから一年長いからがんばらなきゃいけないしー」などという理屈でもって,一応の正当化を試みておく。
食べ終わる。ここで当初のノルマ(?)を果たしたので,もう三重県に用はないということになる。急いで車のヘッドライトを奈良の方角に向け,黙々と帰る。帰宅したのが午後9時30分,お疲れ様。
とまあこんな感じで休日を過ごしました。だから何なの?というご批判については甘受しましょう。 しかしながら,今度はあなたが,このWEBサイトから情報収集をした結果として,同じコースを辿る姿が,私には手にとるように見えるのです。いや,近いしお勧めですよ,ほんとに。
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